へなちょこパンチ

君は渡邊にボコボコに殴られて泣くから、僕は便所で何度も自分を殴った。 君が傷だらけの日は僕も傷だらけで、それが僕の誇りだった。 その時はそれだけが全てで、それが君を分かつ唯一の方法だと思っていた。 だけど君は僕を殴りつけ...Read more

26時

壊れかけの電話が騒々しく光る。 「終わりにしましょう」「終わりに」 リアリティの欠片も感じられない自分を自嘲しながら、正直泣きそうだったけど格好付けて泣かなかった。 もしも鳥になれたら僕は君のまわりをぐるぐる飛んで、コケ...Read more