とは、此処に言葉は無い。

悲観的な僕は白黒に霞んだ現実に映る 白く色付く息が虚しさを教えた 孤独を追いかけて消えた夢の中で望んだ救えない答え 誰かが問う終わりのない言葉 震える明日を見つめて優越感に浸る 空の意思に絶望を教えて ただ、ひとりで消え...Read more

クラシック

消えちゃった シヲアキラル シヲアキラル シヲアキラル 粗末な宇宙論 悲しいドアノブ シヲアキラル 奇抜な孤独 不思議な雨色 シヲアキラル 逆上するそよ風 飛ばされる烏 水銀に光る孤独と赤い飴玉 情けなく傾いた涙目の脚長...Read more

少年は止まない雨を見つめていた。 その悲しみを詩にしたくて、もうずっと思想を巡らせていた。 雨、一。何も知らないまま、それが全てだと思っていた。 雨、二。見てくればかり気にして、味気ない言葉を並べた。 雨、三。嗚咽混じり...Read more

模範的な不正解

狭い密室で 天井を見つめる カタカタと聞こえたタイピング音に 音符を乗せて 揺れる 当たり前だと思ってた現実は 本当は嘘ばかりで 逃げ惑う人達 素直になれない君は 虚言癖が 可愛いね 手を繋いで 蹴飛ばせば 二人で 一つ...Read more

バスルーム

君と手を繋いで、公園を散歩しました。 はしゃぐ子供を見て、心にもない言葉を並べました。 君はニッコリと笑いました。 優しくキスをしてくれました。 ここまで全部夢でした。 次はいつ会えるの? 深夜2時に目覚めました。 薄い...Read more

つとむさん

働けと言われた。 少し考えたけど面倒だ。 嫌だ。 「やりたいことはないの」 あるよ。 だけどやる気はない。 出来ることはやりたくないことばかりだし。 どちらも辛い選択肢なら選びたくない。 それは甘えだし、最悪だとわかるけ...Read more

人格者

社会というラインの中で、僕は自由に動き回った。 そのラインは簡単に超えられるけど、誰も越えようとは思わなかった。 否、そんな発想もなかった。 僕は人格者に憧れた。 彼のようになれれば、と。 社会というラインの中では。 い...Read more

愛の歌

死ね いつか殺す 今のうちに精々笑っとけ 死んじまえ 死ね 畜生 いつか殺す ざまあみろ 死ねRead more

リダイヤル

円周率みたいな関係 電話ボックスに閉じこもる いつの間にか長い列が出来てるけど お構いなしにボタンを押すだけ 090 3.1415926535… 円周率が終わるまで 君に繋がる番号へ いつの間にか角砂糖に群が...Read more

ブラウン管

ブラウン管の向こう側 他人の空似が手を振るよ 僕は笑って振り返す 他人が視線はカメラ目線 なんとか画素のノイズ画面 ハイビジョンのノイズ画面 誰かを引き込むノイズ画面 ロマンチックな詩人が愛を唄う 僕の知らない世界を唄う...Read more

no title

ねぇ、不幸ってどんな味? それってそんなに幸せじゃないの? ねぇ、悲しいってどういうこと? 悲しくない人なんているの? ねぇ、孤独ってどんな感じ? 誰かに会いたい僕は孤独なの? ねぇ、不幸って悲しい? ねぇ、孤独って悲し...Read more

サヨナラ。

溶けてなくなれ、玉虫色の午後。 君みたいな顔をした人たち。 僕ははじっこに隠れて震えてる。 迷子に煙草を焼き付けて、焦げ付いた写真の裏側。 残ったのは鈍い痛みだけで。 暖かに洒落た僕の空。 雨と流れて消えた君。 傘から覗...Read more

嘘つき

私の知らない誰か 私の知らないその人 私の知らない生き方 私の知らない思想 私の知らない記憶 私の知らない世界 私の知らない気持ち 私の知らない時間 私の知らない色 私の知らない言葉 嘘つき 瞼の裏を流れる同じ数字 そん...Read more

僕は

僕は歌が歌えるからロックンローラーになろうと思った。 だから下手くそな詞を書いて下手くそな歌を歌った。 それを有名な作詞家が読んで 「意味がわからない」と呟いた。 それをボイストレーナーが聴いて 「糞だな」と呟いた。 だ...Read more

タンパク質

ヒステリックな悲しいぼくは 隣のきみを追い掛ける 画面の向こうでなにかが笑う 滑稽なその様子 湾曲した表情で 色を失ったその肌 白より白いきみ 人間はただのタンパク質 助けを乞うタンパク質 痛々しいタンパク質 きみだけの...Read more