青い部屋

ビートルズを聴きながら、おれは青い部屋で平和な気分になる。 レット・イット・ビー! まるで呪文みたいだ。 レリビー!レリビィー!レリビー! ああああたまがおかしくなりそうだよ。 自然体なんて現実を生きる限りあり得ないのに...Read more

あたまんなか

気楽に死にたい。世知辛いぜ。 画面の向こうでは、気軽に「人が死んだ」と言うニュースキャスター。 葉っぱが揺れて落ちるみたいで、死んじゃっうのは寂しい。 そんなふうに線引きを誤ってしまう。 境界線がいまいち見えてこない。 ...Read more

自滅

死んだような気分が好きでね、母さんは魚の切り身をよく買ってくるよ。 一応生きてるから家事ぐらいしようと思って、洗濯機を回すんだけど、洗濯物がないから空回りするばっかり。 あの音は幻聴みたいで嫌いだ。 耳を塞ぐなら今しかな...Read more

風化

悲しい歌を聴いて、世界一悲しい気分になって、ちくばぐな感情のまま、怠惰に身を委ねる。 膝を抱いて泣く小学生がにっこり笑って遊ぶ姿を見たかったのに、僕の部屋では目覚まし時計が空しく響く。 朝だ。僕も、遊びに行かなきゃ。 な...Read more

芯のない鉛筆

世界が君を中心に廻っているような、そんな奇妙な感覚が異常なまでに俺を殺した。 嫌われることが怖かった。 痛覚が驚くべきスピードで進化していき、柔らかな痛みにしてくれた。 ガムみたいな味気なさが、ストレス社会の原因のひとつ...Read more