活き作られり

赤い赤い空の真下ら、笑ってる子ども達の笑顔を値踏みするように眺める保護者達は焚き火を囲み、あの日の事件の新聞を…

バイバイスナフキン

部屋でひとりテレビを見ていると、スナフキンが森の中で立ち尽くす映像が流れていた。 スナフキンは木々に向かってブ…

あついよー

「それにしても暑いよね。すっごく暑い。クーラー無しでは乗り切れない暑さだよね。まじ暑いよね。」 ぼくがそう言う…

運命みっけ

ぼくの小指に巻かれた真っ赤な糸を辿って歩いてると、その先には運命の人いたんだ。 運命の人はラスタカラーの髪留め…

ひとりごと

部屋にひとりでいると、ついひとりごとを言ってしまうのです。テレビに流れるバラエティー番組の電波を、両耳で受信し…

燃える優しさ

ぼくは、真っ青な空の下、焚き火をしてる。 きっと君もこの同じ空の下、どこかで焚き火してるよね。 焼き芋なんか焼…

青春狂躁室

僕はもう、何年もこの青い部屋に引きこもっている。 窓から見える空も青空から変わらない、青春の1ページを切り取っ…

ドッキリしたかった

ぼくが久しぶりに気持ち良く散歩をしていると、さとう珠緒がぼくに向かって走ってきて 「もしかしてぇ、雨野青さんで…