7ch.

手を振る僕に、病み上がりみたいな顔を期待するのは卑怯。
他人より線路を走ってるつもりさ。

息を切らして走る星と僕とじゃ、比べようにも兎と亀じゃあるまい。

サイレンが騒ぎ出す。
ライトが光ったってお望み通りの僕がいつでもいるわけじゃない。
常識の中でしか壊れやしないよ。
本物の偽物も売れる世の中ですから。

誰かも買ってた素敵な着ぐるみでミステリアスを気取れば、いつのまにかみんな笑顔になってくれるよ。

簡単な問題を淡々と答えれば、その憂鬱が偽物でも構わない、らしい。

子供の嘘に、サイレンが騒ぎ出す。
あくびの止まらない英雄をお望みかい?
そんなに僕が好きならば、薄っぺらな僕を破らせてくれよ。

いちばん近い遠くの人よ。
僕を見てなんて言ってくれますか?

「サイレンが騒ぎ出す。」

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