朝日が昇るまでの時間を数えながら、今日も深夜だけを過ごす。
明日の夕やみに怯えてる癖にニヒルに笑う僕は、なんだか阿呆らしくて、だらしなく歪んだ口元のファスナーを、ゆっくりと閉じた。
周りの人たちは僕を僕として接してくれるから、どうも気恥ずかしくて人の目を見て話せない。それほど人間が出来ていないから。

思春期の「あの日」というものが僕にも花々しくタイトルとしてあったならば、こんな大人にはならなかったと思う。
みんな自分のアイデンティティを掲げ、不安定ながらも核を有しているのだから、囲われた世界の充分に不十分なアイテムを上手に使えてる。

一方僕といえば青い部屋で目先だけの上を見上げ、希望的観測を嗜み星空に青さを探す。
むき出しの機械類に囲まれ電気コードで雁字搦めに自分を縛る。
囲われた囲いの中に自ら囲いを作り、自ら作り出した一方通行の空間に陶酔し、不自由の上に鎮座していた。
現在出来る最悪で、劣等感を迷彩するだけに必要な空間。
それが今出来る張りぼての自分自身の全て。
愛すべき青い部屋の平和。

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