ここ数日、PCが壊れてしまって普段よりデジタルと音楽制作から離れて生活していました。俺の部屋は真ん中にPCがあるだけで他になにもないから、暇を持て余してしまって、絵を書いたり、紙に文章を書いてみたり、アナログなモノに久々に触れた。画用紙いっぱいに大きな木の絵を描いて、その木の中に有象無象さまざまな落書きをした。かなしみもよろこびも一緒くたにして、1枚の紙の上に落っことした。下手くそな絵を見て、もし絵を書き続けていたら今よりもっとマシな世界にいたんだろうか。詩なんて辛気臭いもの書かずに済んだんだろうか。俺にはなんの才能もないことを気付かずに済んだだろうか。学校を辞めずに済んだだろうか。夜になっても元気でいられただろうか。音楽なんてやらずに済んだかな。歌なんて歌わなくてもよかったかな。インターネットなんて知らずにすんだかな。大人にならずに済んだのかな。絵。本当は、小学生のころ、詩を書き始めるよりも前は絵ばかり描いていて、骸骨を被った猿とか、目玉のついた卵とか、そんな風なものを描いてた。今と根っこの部分があまり変わってなくて、基本的に天の邪鬼なんだよ。自分は特別だ、なんていう薄っぺらな自意識を、分かり易い差異を演じてた。そんな子供の頃から。馬鹿らしいと思うけど、今でもあまり変わらない。少し、わかりやすいものになろうって意識が芽生えたくらいで、人と同じだと思うと急に価値を失ってしまうように感じる。そのものは変わらなくても、自分は変わってしまう。不変な感情があれば、しっかりと大地を踏みしめて歩き続けられたんだと思う。長所も短所もまとめてクソだ。生きていると死に続けている気がする。何時間もかけて描いた絵をスキャンして着色しようと立ち上がって、PCが壊れていることを思い出した。嘘だ。そもそも絵なんて書いてない。ペンを持ったまま、ただ画用紙の前で俯いていただけだ。今の俺にとって詩や音楽が特別であるように、あのころのぼくには絵が特別だった。むかしを思い出すとどんどんとわからなくなっていく。自分がなんなのかわからなくなっていく。一貫性なんてなくて良いと思うけど、あっても良いと思う。どっちでもいい。どうでもいい。はやくパソコンなおらないかな。なんなのか、なんにも思い出せなくなりそうだ。あぁ、ほんとうに、なにも生み出せない人間なんだ

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